第2種電気工事士 筆記試験対策4

★許容電流と電流減少係数★

 今まで、90%以上、出題されています。(全国統一試験になったS60以降)
 平成4年以降は100%出題

  ◎絶縁電線の許容電流
 ほぼ出題
    1.6mm  → 27A
    2.0mm  → 35A
    2.6mm  → 48A
    5.5mm2 → 49A


 たまに出題
   0.75mm2 →  7A

   ☆覚え方☆ 「フナ」 が 「産後」 に「幸せ」 に 「良く」なる
      (フナの魚に子供ができて幸せになって良くなった)

  ◎電流減少係数            
   
   3本以下 → 0.7
   4本   → 0.63
   5,6本 → 0.56

   ☆覚え方☆ 0.7×0.9=0.63
          0.7×0.8=0.56

※問題に書いている、周囲温度は、受験する問題には関係ありません。
※単相電力P[W]=電圧V[V]×電流I[A]で計算します。

問題1 11年午後、H6年午後
  直径1.6〔mm〕600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平形(銅導体)、3心の許容電流〔A〕は。
 ただし、周囲温度は30〔℃〕とし、電流減少係数は0.7とする。
 イ.15     
 ロ.17     
 ハ.19     
 ニ.27



解答
 問題1-ハ
  計算方法 直径1.6〔mm〕なので許容電流は27A
       3心なので、電流減少係数は、0.7(今回は書いてあった)

      27A×0.7=18.9   約19A

問題2 9年午前
  合成樹脂製可とう電線管(CD管)による工事で、管内に直径2.0〔mm〕の600Vビニル絶縁電線2本を収めて施設した場合、電線の許容電流〔A〕は。 ただし、周囲温度は30〔℃〕以下とする。
 イ.19
 ロ.22
 ハ.24
 ニ.35



解答  
 問題2-ハ
    2本なので、電流減少係数は、0.7(書いていないときもあるので覚える)
    35A×0.7=24.5  約24A

問題3 12年午後
  合成樹脂製可とう電線管(PF管)による工事で、管内に断面積8〔mm2〕の600Vビニル絶縁電線(銅導体)5本を収めて施設した場合、電線1本当たりの許容電流〔A〕は。
 ただし、電流減少係数は0.56、周囲温度は30〔℃〕以下とする。
 イ.19
 ロ.27
 ハ.34     
 ニ.61



解答  
 問題3-ハ
    8mmの許容電流が出題されたのは1回のみ、
    後はすべて、1.6mm、2.0mm、2.6mm、5.5mm2だけ。
たまにしか、出題されないのは、覚えるのは大変です。だから覚えない。
  「もし、5.5mm2で、5本だったら」
  計算は、49A×0.56=27.44A
8mm2は、5,5mm2より少し大きいので 「34Aを選ぶ」

正しい方法は、8mm2の許容電流は、61A
  計算は、61A×0.56=34.16A  約34A

 ◎平成8年以降は、問題1から問題3のパターンのみ

問題4 H7午前
   600Vビニル絶縁電線2本を合成樹脂管に収めたとき、電線の電流減少係数は。
  ただし、周囲温度は30〔℃〕以下とうする。
 イ.0.49
 ロ.0.56   
 ハ.0.63   
 ニ.0.7

問題5 H7午後
   600Vビニル絶縁電線3本を金属管に収めたとき、電線の電流減少係数は。
  ただし、周囲温度は30〔℃〕以下とうする。
 イ.0.49
 ロ.0.56   
 ハ.0.63   
 ニ.0.7



解答
 問題4-ニ
問題5-ニ

 ◎問題4,5のパターンは、平成7年のみそれ以外はない。

問題6 H5年午前、S63年午前類題
  単相100〔V〕、2〔kW〕の電熱負荷に合成樹脂管工事で配線する場合、これに使用する600Vビニル絶縁電線(銅導体)の太さの最小値〔mm〕は。
   ただし、周囲温度は30〔℃〕以下とする。
 イ.直径1.6
 ロ.直径2.0
 ハ.直径2.6
 ニ.直径3.2



解答
 問題6-ロ 
     単相電力P[W]=電圧V[V]×電流I[A]で計算
2kW=2000Wなので
    2000=100V×I
I=20A
    許容電流は20A以上必要です。
また、単相なので線は2本、だから電流減少係数が0.7となる。

     直径1.6mmの場合  27A×0.7=18.9  約19A
         20A未満はダメ。
     直径2.0mmの場合  35A×0.7=24.5  
20A以上で、 太さの最小値なので、直径2.0mmになる。

問題7 H3午前、H1年午前類題
  単相200〔V〕配線において、定格電圧200〔V〕、定格消費電力6〔kW〕の電熱器へ金属管工事で配線する場合、600Vビニル絶縁電線(銅導体)の最小太さ〔mm〕は。
  ただし、周囲温度は30〔℃〕以下とし、電線の電圧降下は無視する。
 イ.1.6
 ロ.2.0
 ハ.2.6
 ニ.3.2



解答
 問題7-ハ 
     単相電力P[W]=電圧V[V]×電流I[A]で計算
     6000=200V×I
I=30A
    許容電流は30A以上必要です。
直径2.6mmの場合  48A×0.7=33.6  
30A以上で、 太さの最小値なので、直径2.6mmになる。

 ◎問題6.7以外に、H1年午後類題に出題されました。合計5回のみ。
 

◎変わった問題で、こんな問題もあります。
H18年に出題されたので出題されないでしょう。
問題8 12年午後、H7年午前、H1年午前類題、H18年類題
  許容電流から判断して、公称断面積0.75〔mm2〕のゴムコード(絶縁物の種類が天然ゴム混合物)の使用できる最も容量の大きな器具は。 
  ただし、器具の定格電圧は100〔V〕で、周囲温度は30〔℃〕以下とする。
 イ.150〔W〕の電気はんだごて
 ロ.600〔W〕の電気こたつ
 ハ.1.5〔kW〕の電気湯沸かし器
 ニ.2〔kW〕の電気乾燥機



解答
 問題8-ロ
0.75mm2 の許容電流は、7A
      単相電力P[W]=電圧V[V]×電流I[A]で計算する。
    ロは、 600W=100V×I
               I=6A
        ハは、1500W=100V×I
               I=15A
       許容電流7A以下なので、ロの6Aつかえる電気こたつになる。
       電流がポイント、製品名は、関係ない。 


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第二種電気工事士筆記試験標準解答集 2008年版 (2008)

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